京友禅サリー
Supported by 共同・協業販路開拓支援補助金事業

インド・ニューデリー展　2023年12月13日（水）〜14日（木）at "KHAZANA", Taj Palace, New Delhi

インド・ムンバイ展　2023年12月15日（金）・16日（土）・18日（月）at RIYAZ GANGJI LIBAS

東京展　2024年1月26日（金）〜28日（日）at 渋谷ヒカリエ 8/ 01/COURT

京都展　2024年3月7日（木）〜9日（土）at 京都市京セラ美術館

展示会の詳細へ

京都から世界へ。京手描友禅と多様な市場を想定した新時代のものづくり

京手描友禅・工芸染匠は、多様で高度な技術技法を活かし、あらゆる消費者ニーズに対応出来る小ロットの商品生産、究極的には一点一作生産体制が強みです。本事業では、このように究極のオリジナル商品・1点1点のデザイン・意匠・色彩がすべて異なる商品を提供できる特徴を生かし、各事業所の特色ある「京友禅サリー」などを制作し、新市場開拓を目指します。

このたび、成果を発表する場として、昨年のインド発表会で好意的な反応を得られたニューデリーおよび商業の中心地であり富裕層の多いムンバイ、そして東京および京都において展示会を開催いたします。

伝統的な京手描き友禅の新しい風を感じる作品を、ぜひご覧ください。

主催　京都工芸染匠協同組合

京友禅は、京都の水、川によって生み出された工芸品で、かつては堀川や鴨川、桂川のきれいな水を使って、友禅流しが盛んに行われ、これらの川に沿って京友禅の工房がありました。四季折々の景色をシルクの上に華やかにうつす京友禅は、その時代を生きる匠の感性が加味され、より美しく、より洗練されて染めなされた「美の結晶」だと言えます。

“伝統と革新”　京都という都市を表す際に、よく用いられることばです。伝統的な資産には、時代を耐え抜いてきた強さが備わっているのと同時に、時代に即して変化を恐れずに挑戦しつづけてきたプロセスがあります。だからこそ、多彩でありながら、気高く、ゆかしい京友禅には、京都の美意識が息づいているのです。

私たち染匠（せんしょう）は、次なる美しさを求めて、日々新たな表現を模索しています。

このたび、日本の民族衣装である「きもの」にかかわる京友禅の技術で、インドの民族衣装である「サリー」や「ショール」など、新たなアイテムを創作しました。

※写真は参考作品

作品ギャラリーへ